2012年6月27日水曜日

個展終了しました。





ART HOUSEさんでの個展「find」が無事終了しました。

今回の展示は去年のコミックアートフェスタでいただいた副賞として開催させていただいた企画展でした。

総合プロデューサーの西野昌克さんからメッセージをいただきました。
 
イタクラヨウイチの世界とその試み


 今回の個展「find」は、「第二回コミックアート賞国際コンペティション」にてグランプリとなる「コミックアート賞」を受賞した際に、「ART HOUSE賞」をダブル受賞した記念展です。
 その時に応募された「三つ編み(Three knitting)」は、最終審査でも審査員全員の目に停まりました。デジタル作品とは言え、油彩画調の深い色合い、絵本やアニメーションに登場しそうなキャラクター(登場人物)やそのストーリー性などイタクラの真骨頂とも言えます。
 私が最初に彼の作品を観た時に「日本人離れした無国籍な世界観」とあるギャラリストに話しました。つまり場面設定や国籍など特定されておらず、彼の持つファンタジックな世界観で描かれています。そのイメージは、本人の記憶や経験によるものでなく、自然と沸き出して描かれているのには驚かされます。
 ここ数年のイタクラの新作発表は後をたちません。次から次へと新作を発表するイタクラのエネルギーが、観る者を圧倒します。
 今回の「find」は、タイトル通り「発見」ですが、登場人物が見つめる先には、幼少の頃の思い出や時間を体感することができます。
 つまり作者と登場人物と鑑賞者が、同一の時間をインターラクティブに共有する装置となって語りかけて来るのです。
 また、デジタルで出力された背景にアナログ(手描き)を加えるという手法も新たな試みと言えます。複数性とオリジナル性が相互に関係し合うという意味において興味深い作品を発表されています。

2012,6,21

コミックアートフェスタ
総合プロデューサー
西野昌克

このメッセージに恥じぬように精進して行きたいと思います!

今回ご来場してくださったみなさまありがとうございました!
今回もたくさんの方とお話しをすることができとても素敵な時間を過ごせました。

ART HOUSEのスタッフのみなさまありがとうございました!

今回発表した作品は後日ホームページにアップしていきますのでまた覗きに来てください。

そして来場者記帳ノートに描かれたドラえもん…
いつの間にか姪っ子がこんなに可愛いドラえもんを描けるようになっていたなんて…
目とかウルウルしてて最高です。    





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